前立腺肥大症の日帰り手術

中川ごうクリニックの前立腺肥大症手術


前立腺肥大症は50歳以降の約2割にも上る男性がかかっているとされている病気です。年齢をかさねるごとに患者数が増え、70歳までには80%の割合にもなるとされています。尿漏れなどの症状があり、多くは排尿に関するトラブルが起こってきますので、生活の質をかなり低下させてしまう可能性があり、進行すると腎機能にも悪影響を与えます。
当院では、前立腺肥大症の日帰り手術を行っています。肥大が大きい場合、従来の手術では出血などの合併症が起こりやすかったのですが、新しい手術手法をいち早く導入することにより、大きな前立腺肥大症の方でも安心して日帰り手術を受けられるようになっています。

前立腺肥大症とは

前立腺肥大症とは前立腺は男性生殖器官のひとつであり、膀胱下部、尿道括約筋の奥にあり、中央を尿道が貫いていて、精巣から精子を運んでくる精管が開いています。前立腺肥大症は、前立腺の内側の部分が腫れて大きくなる病気です。
前立腺が腫大することにより、尿道が圧迫されて尿の勢いが悪くなり膀胱機能が変化します。それによって、排尿困難だけでなく、頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿などが起こり、尿がまったく出なくなる尿閉が起こることもあります。
男性ホルモンや加齢が前立腺肥大症の発生と進行に影響していると考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。高血圧、高血糖、肥満も原因にかかわっているとみられています。
残尿による細菌感染や結石、出血、尿漏れなどの原因になるほか、進行すると腎機能障害を引き起こす可能性もあります。

前立腺肥大症の検査と治療

経直腸的に前立腺を触診して診断する他、前立腺がんの除外診断のために血液中の前立腺腫瘍マーカー(PSA)の値を測定します。その後、問診により重症度を診断します。

前立腺部の尿道の圧迫を緩めたり、前立腺を縮小させる薬剤もありますが、安全性が高いとはいえ、射精障害やインポテンツなどの副作用を起こす可能性があります。漢方薬は効き目が強くない代わりに副作用はほとんどないとされています。
また、尿の通り道を確保する尿道ステントには、結石、感染、出血などの合併症が起こる可能性があります。
細菌感染や結石、出血、尿漏れ、尿閉、腎機能障害といった症状がある場合、一番効果が期待できるのは手術になります。

大きな前立腺肥大症のための新しい手術手法

前立腺肥大症の標準的な手術は、経尿道的前立腺切除術(TUR-P)です。このTUR-Pには手術時間が短いというメリットがあり、身体への負担が小さいことも大きな特徴になっています。ただし、前立腺肥大が大きい場合には、手術時間が延長し、出血量の増加や悪心嘔吐・血圧異常などが発生することがあり、数度に渡って手術を行う必要が生じる場合もありました。
こうした問題を解決し、大きな前立腺肥大症手術を安全に、そして一度で行えるようにしたのがホロミウムヤグレーザー前立腺核出術(HoLEP)と 経尿道的バイポーラ前立腺核出術(TUEB)です。このバイポーラは放電を利用したものです。

従来の手術では肥大した前立腺を少しずつ削っていきますが、HoLEPとTUEBは前立腺の肥大腺腫を一度にはがし取る核出を行います。前立腺をミカンに例えた場合、従来の手術では内側の実の部分を少しずつ削るため、取り出す部分が大きいと時間がかかり、果汁が染み出すように出血が続くことになります。HoLEPとTUEBでは、ミカンの外側の皮から内側の房をはがし取ってしまうので出血がほとんど起こりません。はがし取った前立腺は膀胱内で細かく切って吸引し、除去します。そのため、大きな前立腺肥大でも、出血量の増加や悪心嘔吐・血圧異常などを起こすなどを最小限に抑えながら高い治療効果が得られるのです。これにより、従来の前立腺肥大手術では数回に渡る手術が必要だったケースでも1度の手術で安全に治療することが可能になりました。

当院では前立腺の大きさや全身状態等などを見極めた上で、最適な治療法を選択することが可能です。

料金について

前立腺肥大症の手術は、健康保険が適用されます。

3割負担の場合の目安
手術 約8~10万円
入院が必要な場合
※費用は入院日数により異なります。
15万円前後
高額療養費制度

前立腺肥大症の手術は、高額療養費制度の対象です。一月分の医療費が限度額を超えた場合、超過分が後で戻ります。

任意保険の手術給付金について

民間の保険会社の医療保険では、契約によりますが多くの場合、給付金を受け取ることができます。手術を受ける際は、事前に契約している保険会社に確認してみましょう。

Tel.0944-75-110524時間WEB予約
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